英語ことはじめ



There's no place like home

アメリカの劇作家ジョン・ペインが自作の歌劇の中で、女主人公に歌わせた「ホームスウィートホーム」から出ています。

粗末な小屋でも、自分の 住む家にまさるものはないという意味で、狭いながらも楽しい我が家と同じことわざです。その後、「埴生の宿」と訳されて明治期の小学校唱歌に取り入 れられると、多くの人々の心をとらえ、広く愛唱されました。

英語耳とは英語の発音を聞き取ることができる状態であることを言います。この英語耳という言葉の定義や、いつ、誰が使い始めたのかははっきりと分かってい ません。2004年にアスキー新書から発売された松澤喜好氏の著書「英語耳」が話題となったのをきっかけにこの言葉が英語学習者の間で徐々に広まっていっ たのではないかと思われます。この「英語耳」に関連する他の著書が現在も松澤氏によって執筆され好評となっていますし、英語耳を作り、鍛えるための教材も 数多く販売されているようです。

 では、なぜ英語耳がこれほど注目されているのでしょうか。

日本人は英語学習のうちリーディングと文法は他国に比べ強いそうです。しかし、リスニングとス ピーキングについては比較的劣っていると言われています。もちろん英語の文章を読み正しく理解する力は重要ですが、例えば仕事で英語を聞き取り、話さなけ ればならない場面では読解力や文法力だけでは相手とコミュニケーションを取ることが難しくなります。こうした場面でリスニング力の必要性を感じ、英語を聞き取れるようになりたいと思う人にとって英語耳という言葉は非常に魅力的なものだと言えるでしょう。